不動産、家の購入は、普通の人にとって、人生のうちで、そうそうあることではありません。期待も沢山ですが、不安も沢山だったんでしょう。
マンションのデベロッパーの姿勢はどうか?将来の資産性は?建物は大丈夫か?ローンは?金利は?
色んな事を相談されました。
私も親身になって相談にのっていたのですが、最終的に彼が、そのマンションを選んだ理由は「海の目の前だから」という理由だけです。
彼は海が大好きで、大分の小さな港町で育ちました。今も、週末度にサーフィンに通っています。
海を見ながら生活したい…、常々、彼が言っていたことでした。
そんな彼が選ぶマンションとしては、本当に最高最上、究極にこの上ない、満足度300%の物件でした。
私は、不動産業界にいるので、マンションをすぐ資産性でみてしまいます。
将来は売却しやすいか?賃貸で出した場合の家賃はいくらか?土地の形状、その他もろもろの不動産としての価値をみてしまいます。
その物件は正直にいって、資産性でみると厳しく感じました。
私にとって、魅力がない物件に映りました。
駅近でもないし、大手のマンションでもない、天神からの終電は10時頃という不便な立地。
また、マンション供給過多のエリアです。
私は、厳しいと思いながらも、その旨、彼に説明しました。
ただ、彼の中の価値感は「海を見ながら暮らせる」という事が物凄く高いウエートを占めていました。
もちろん、その物件の事は基本的なことは押さえているかどうかは調べましたが、特に悪いところは見当たりませんでした。彼には、良いとか悪いとか自分の感想は抜きにして、客観的な情報だけを伝えました。
内覧会に行った翌日、電話がかかってきました。
「おう!リゾートホテルのオーナーですっ\(^o^)/。」これが彼の第一声です。
「アプローチを歩いていると、まるでリゾートホテルのようだったよ。噴水もあって、海がすぐそこで、子供も走れるし、最高!!部屋に行って海の景色を見るとめちゃめちゃ興奮。購入して本当に良かったぁ!(^^)! ありがとうありがとう☆」
本当に嬉しそうに話してくれました。
何度もお礼を言われても、私は何にもしていません。
逆に物件にとってのマイナスポイント、資産性の話をして、迷わせたかもしれません。
でも、その物件に対する満足度が高いので、彼は興奮して、お礼を言ってしまったのです。
確かに、その物件は、南国風の椰子の木がたくさん植わってあり、その椰子の木の長いアプローチを超えると、ガラスブロックでできた噴水があり、下はテラッコッタタイル、海へと続く公園や遊歩道があり、大規模開発で、海を利用して、素敵な町並みができていました。
確かに、リゾートホテルと見間違えるかもしれません。
彼にとって3000万円の物件ですが、1億円の物件を買っても得られない満足感を、彼は得ました。そんな家に帰れると思ったら、仕事もがんばれるし、ローンもがんばって払っていこうと思う、とは、彼の話です。
人は十人十色です。それぞれ価値観があって、1億円のものを購入した人でも、そのマンションに満足してなければ良い購入とはいえないでしょう。しかし、例え1000万円のマンションでも、その人が大満足であれば、その購入は大成功でしょう。
不動産の購入というのは、その人の価値観に合わせた「満足感に対価」を払うべき買い物だと思います。
ぜひ、1人でも多くのお客様が彼のような最高の満足度が得られるような不動産購入ができればと願い、そのお手伝いをさせていただきたいと思います。
株式会社シェイクハンズでは、衣食住の一つである、あなたの快適な居住空間造りにおいて、最高のサービスをご提供し続けていくことを柱に、お客様満足度100%を目指します。 |